鶴岡行馬第一句集「酒ほがひ」

赫奕と鴨發たす日の昇りけり

鴨には実がある。
水面を蹴立てて飛び立つ鴨が
はっきり見えてくる。
実があるのは、それが観念ではなく
経験が選ばせた素材だからなのだ。
小川軽舟[序より]
 併載 藤田湘子「行馬五句」
    奥坂まや「跋」

『酒ほがひ』十句
小川軽舟抄出
大虛子の忌の草を械刈
片寄りし辨當の棆る
夕星の發せし秋の聲なりけり
藥莢の立ちて流るる獵始
稀書といへど仙紙猫の戀
赫奕と鴨發たす日の昇りけり
東京へ電車あつまる暑さかな
パソコンに俳句蟹行春疾風
祟るゆゑ崇むる辰篁掛
にんげんは海に敗れて踊るなり

鶴岡行馬 つるおか こうま
昭和三十一年 宮城縣涌谷町生
昭和六十三年 「鷹」入会
平成六年   第十三囘「鷹」春秋賞受賞
      第十八囘宮城縣俳句賞受賞
現在     「鷹」同人 俳人協會會員
型番 872-2
販売価格 2,916円(税込)
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島田牙城

邑書林代表の島田牙城です。

編集者となって37年が経ち、邑書林を始めて29年が過ぎました。61歳になります。

2015年3月11日から、関西(兵庫県尼崎市南武庫之荘)に移転して新たな活動に入りました。

黎明期の東京目黒、成長期の信州佐久をへて、邑書林が今大きく羽搏こうとしています。

僕の大好きな日本語、言葉の魅力をこれからも発信し続けます。

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