SEIKO著 おらしおん

原爆の悲劇を詠む 祈る

推薦・叙詞掲載
昨年ののノーベル平和賞受賞団体・
被団協代表理事・箕牧智之さん

「感動する作品ばかりです。
 平和な日本に住む一人として
 関心を持ってくださいと訴えます。」
(叙詞より)

あの日から80年
俳句で伝えることは出来るのか


1945年8月6日8時15分、そして8月9日11時2分 
広島は………、長崎は………、瞬の間に無間地獄と化した
戦後生まれのHibakushaでもない俳人が詠みはじめた
見て、知り、感じ、
考え、語り、伝え、
祈り、そして忘れないために

跋*永島靖子

各章一句
原爆地獄 ︱ 投下
ひくひくと脳味噌見える黒い雨
      爪痕
指切りの指融け落ちしかの日なり
      ケロイド
ケロイドに埋もれてしまう目鼻口
      孤児
おのが名を探しいる孤児大花野
      付・特攻隊
みずからの遺品を詰める春の夜
祈  り ︱ 春
早蕨の産毛の光ヒロシマよ
      夏
ほどかるる闇あり烏瓜の花
      秋
被爆者の黙月影に揺り椅子を
      冬・新年
冬眠の一匹ずつに星ひとつ

型番 954
販売価格 2,200円(税込)
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島田牙城

邑書林代表の島田牙城です。

編集者となって43年が経ち、邑書林を始めて32年が過ぎました。64歳になります。

2021年9月22日から、(兵庫県尼崎市武庫之荘)に移転しました。

黎明期の東京目黒、成長期の信州佐久をへて、関西の地で邑書林が今大きく羽搏こうとしています。

僕の大好きな日本語、言葉の魅力をこれからも発信し続けます。

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