谷口智行句集 星糞(ほしくそ)

神ときに草をよそほふ冬の月
………………………………………………………………
神々が恋をするやうに
俳人は
熊野とまぐはふのである


熊野の地と地霊、そして民への思いのうちに、
只管に詠み続ける作者の作品は深まり、
軽く薄くなりつつある現代俳句に打ち込まれる楔となった!
 
 酒クラヒ寝ルと記せり初日記
 神涼し紀のわたつみのやまつみの
 ありあはせなれどともいふ鹿の肉
 股ぐらもしつかり拭いて生身魂
 元いさな捕りに抱かれて七五三
 常臥しの祖父が稲刈る日を定む
 竹伐りてゐるらし山の揺れゐるは
 巻鮨の芯はごんぱち節分会
 かつて火は鑽り出せしもの福沸
 ふんだんに星糞浴びて秋津島

(著者略歴)
昭和33年 京都生まれ、和歌山県新宮市育ち 61歲
同年   「熊野大学俳句部」入会
平成7年 「運河」入会、茨木和生に師事
平成11年 「運河賞」受賞、運河同人
平成12年 第八回「深吉野賞」選者特別賞(宇多喜代子)
平成16年 第七回「朝日俳句新人賞」準賞
同年   三重文化賞奨励賞
平成24年 「運河」編集長
平成30年 「運河」副主宰兼編集長
俳人協会会員 日本文藝家協会会員 大阪俳人クラブ会員

句集『藁嬶』(H16)、『媚薬』(H19)
エッセイ集『日の乱舞/物語の闇』(H22)
共著『女性俳句の世界 第五巻』(H20)、『俳コレ』(H23)
エッセイ集『熊野、魂の系譜』(H26)
評論集『熊野概論 熊野、魂の系譜Ⅱ』(H30)
型番 897-5
販売価格 3,080円(税込)
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島田牙城

邑書林代表の島田牙城です。

編集者となって43年が経ち、邑書林を始めて32年が過ぎました。64歳になります。

2021年9月22日から、(兵庫県尼崎市武庫之荘)に移転しました。

黎明期の東京目黒、成長期の信州佐久をへて、関西の地で邑書林が今大きく羽搏こうとしています。

僕の大好きな日本語、言葉の魅力をこれからも発信し続けます。

句集・歌集・文集・小説・エッセイ・写真集・絵本など、どのような出版物もご相談を承っております。

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