土屋郷志句集「法螺」

【なめくぢが授業に遅れたる理由】
信州佐久蓼科の奇才・五無斎保科百助に惚れ込み、
自らも立科小学校の校長を務めた著者の、
清廉にして実直な作句態度から生まれた生一本の句集。
社会や命を見詰める真摯で暖かな視線が
作品全体に優しく行き渡る。
【各章二句】
教師登校
教師登校朝採りのレタス提げ
ビーバーに腹裂かれをり穴惑
卒業証書
卒業証書書き癖隠す術あらず
教頭の巡視はじまる牛蛙
五無斎の墓
炎帝の死角ばかりを漂ひぬ
瓦礫より抜くネクタイやちちろ虫
屋島の青岬
うどん啜るごとく公魚釣り上げる
手揉みして氷で瓶の酒冷す
今日より
薪割夫灯油で焚火始めけり
ザリガニの小さきは水に透き通る
《朗読火山俳作品集併載 跋=佐久の良心 島田牙城》
本名 土屋正一
一九五〇年 長野県佐久市望月に生まれる。
一九七二年 信州大学教育学部卒業。
      長野県内小中学校等に勤務する。
二〇〇一年 里俳句会設立に参加。
二〇〇三年 月刊俳句同人誌「里」創刊号より同人参加、現在に至る。

型番 815-9
販売価格 2,700円(税込)
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About the owner

島田牙城

邑書林代表の島田牙城です。

編集者となって36年が経ち、邑書林を始めて28年が過ぎました。60歳になります。

2015年3月11日から、関西(兵庫県尼崎市南武庫之荘)に移転して新たな活動に入りました。

黎明期の東京目黒、成長期の信州佐久をへて、邑書林が今大きく羽搏こうとしています。

僕の大好きな日本語、言葉の魅力をこれからも発信し続けます。

句集・歌集・文集・小説・エッセイ・写真集・絵本など、どのような出版物もご相談を承っております。

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