九里順子第2句集 風景(品切絶版)

【各章一句】
黒き人
ぬば玉の黒き巨船の初御空
太陽の扉
真中に鏡の中の薔薇の裸婦
キッチュ山水
中景の雲に隠者の扇かな
レインボー
遅き日の燈ともし頃の亀山座
風景
帆を立てし貝に向ひて泳ぎをり
風景
軒下に二羽の鶺鴒山雨来る
心なき窗
心なき窗より鴫の飛び立てり
鐘と鈴
汗かいてすずきすずかの思ふまま
九里だフロリダ
泉声を暗がりに聴きさびしいぞ
続・近代詩漫歩
   小野十三郎
葦原に垂直の旅始まりぬ
恋愛番外地
秋燈も点けずあんたは哄笑す

【あとがきより】肌に触れる空気や日差が身体に馴染んで、
眼差しに浸透した時、
新しい風景が見えてくる。
風景は、
その人が生きてきた時間と場所が交差する十字路に立ち現われるのだ。 
著者

【略歴】
九里順子 くのり じゅんこ
一九六二年 福井県大野市生まれ
一九九二年三月 北海道大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。
現職 宮城学院女子大学学芸学部教授。

二〇〇九年十月より「里」同人。
二〇一五年十一月より「鬣」同人。
著書 『明治詩史論︱透谷・羽衣・敏を視座として︱』(和泉書院 二〇〇六年三月)
   『室生犀星の詩法』(翰林書房 二〇一三年七月)
   句集『静物』(邑書林 二〇一三年七月)
   『文化における〈風景〉』(共著、翰林書房 二〇一六年七月)
仙台市在住
型番 810-4
販売価格 2,160円(税込)
購入数


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About the owner

島田牙城

邑書林代表の島田牙城です。

編集者となって36年が経ち、邑書林を始めて28年が過ぎました。60歳になります。

2015年3月11日から、関西(兵庫県尼崎市南武庫之荘)に移転して新たな活動に入りました。

黎明期の東京目黒、成長期の信州佐久をへて、邑書林が今大きく羽搏こうとしています。

僕の大好きな日本語、言葉の魅力をこれからも発信し続けます。

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